カブクワとレコードとときどきメジナ

主に外国産カブトムシクワガタの飼育にまつわる独り言です。

ニジイロクワガタ(赤系統)飼育記【1サイクル目・成虫~ブリード~羽化まで】

こんにちは。

ウォルラスです。

 

ニジイロクワガタのサイクルが1周回ったので記録に残します。

 

先に言い訳しますと、まだブリードルームもないころの飼育記ですので、

常温飼育かつマット飼育です。

サンプル数も結果も激ショボですので、忙しい人はここで見るのをやめてください笑

≪飼育のきっかけ≫

子どもと一緒に福岡の昆虫ショップに行ったときに、ニジイロクワガタに子どもが一目惚れしました。

うちの子(6歳)は普段からあんまりカブクワに興味を持ってくれなくて寂しかったので、「欲しい」って言ってくれただけでなんか嬉しくなって買っちゃった次第です。

結構しっかり赤系統で、ペアで4,000円くらいだったと思います。

まだ新成虫だったので、あまりの美しさに帰ってから写真を撮りまくってた記憶があります。

ちなみに子どもは1日で飽きてました笑

 

≪成虫(種親)の情報≫

サイズ:♂58.5mm、♀37.0mm(ともに赤系統)

羽化日:♂2022.9.12、♀2022.8.12

累 代:CBF1

≪今サイクルの目標≫

ブリードルームができるまでの繋ぎ的な飼育で、環境も整ってないので、目標はとりあえず無事産卵~羽化まで持っていく、にします。

 

≪飼育記≫

【2023年4月頃】

ネットによると性成熟には羽化からじっくり期間開けたほうがいいとのことだったので、羽化後7か月ほど経ってから同居ペアリングしました。

交尾後1週間ほどゼリーを食べさせてから♀だけ産卵セットへ。

産卵マットはショップの店主がオススメしてくれたフェロールマットをコバシャ小にガチガチに固詰めしたもの。水分も気持ち多めにしました。

 

その後すぐ割り出し、飼育環境的に超少なめの7個だけ採卵して打ち止め。

とりあえず無事生んでくれてホッとしました。

【2023年5月上旬】

その後2個卵がダメになり、5個孵化してくれました。

菌糸を使いたかったのですが、常温ではさすがに厳しいのでマット飼育することに。

ヘラクレスで使って余ってた「きのこマット」で、800ccのブロー容器1、2本で羽化まで持っていきました。

【2023年12月~羽化】

孵化後7か月~8か月くらいで続々羽化。

●1頭目

5月上旬孵化

8月12日マット交換(800cc) 6g

10月1日マット交換(800cc)10g

11月1日蛹化

12月2日羽化 ♀34.4mm(赤色)

●2頭目

5月上旬孵化

8月12日マット交換(800cc) 6g

10月1日マット交換(800cc)12g

11月2日蛹化

12月7日羽化 ♂37.1mm(ちっさ!ノーマルカラー)

●3頭目

5月上旬孵化

8月12日マット交換(800cc) 6g

10月1日マット交換(800cc)10g

12月11日蛹化

1月14日羽化 ♀36.7mm(赤色)

●4頭目

5月上旬孵化

8月12日マット交換(800cc) 2g

10月1日マット交換(800cc)10g

11月14日マット交換(800cc)14g※コバエが沸いてたため

12月20日蛹化

1月23日羽化 ♂39.2mm(しっかり赤色)

●5頭目

5月上旬孵化

8月12日マット交換(800cc) 3令脱皮直後

10月1日マット交換(800cc)10g

11月8日マット交換(800cc)13g

12月21日蛹化

1月25日羽化 ♂38.6mm(ブラック)

 

以上です。てか全部♀みたいだ・・・

いや~いくら常温飼育とはいえ全部短歯で40mmアップもゼロとはあまりに下手すぎる。。

常温で長期保管していたのできのこマットも劣化していたんだと思います。

まあとりあえず無事1サイクル回せたので個人的にはOKにします。

振り返り

サイズに関しては何も言うことはありませんが、今回同一のレッド系統の種親から複数のカラーがでたのは面白かったです。

♀:赤、赤

♂:ノーマル、赤、ブラック

写真では分かりにくいですが、ブラックが生で見るとちょい悪みたいでめっちゃ格好いいです!殺意の波動に目覚めたリュウみたいな感じで。

 

今はブリードルームも整備したので、とりあえずまた成熟までじっくり待って、

赤×赤、赤×黒の2ラインでもう1回累代してみたいと思います。

温度管理+菌糸飼育でどれだけ違う結果がでるか楽しみです。

 

とんでもなくしょっぱい飼育記を最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ではでは。